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 赤ちゃん返りの対処法

「赤ちゃん返り」とは、何でも一人で出来るようになった幼児期に、急におっぱいを欲しがったり、おむつを履きたがったりと、「赤ちゃん」のような行動をすることです。家族が増えて家事に育児に大変な中、上の子の赤ちゃん返りが始まると、ママたちのストレスになってしまうことも。赤ちゃん返りが起きたらどうしたらいいのか、原因や対処法をまとめました。

赤ちゃん返りの原因

  • 弟や妹ができる
  • 保育園や幼稚園への入園
  • 自立心がつく一方、親と離れてしまう寂しさ

赤ちゃん返りは、様々な原因がありますが、主に第一子に見られるようです。ママが2人目を妊娠・出産したり、仕事に復帰するなどの環境の変化によって、特に母親に対して自身の存在をアピールするようになります。下の子への嫉妬や、ママやパパの関心を取り戻したいという気持ちが、一番の原因だと思われます。

赤ちゃん返りの主な症状

大人でも風邪で寝込んだりした時に、心配してもらいたくて大げさに症状を伝えたりするのは、赤ちゃん返りと同じ原理です。嫉妬や不安からくるストレスが原因で、赤ちゃん返りが起こっていることを理解し、下記のような症状が現れた場合は、しっかり向き合ってあげましょう。

・不機嫌な態度や反抗的な態度をとる

良い子にしているよりも、怒ったり、泣いたり、何でも「イヤ!」と拒否している方が、ママが「どうしたの?何でなの?」とかまってくれます。そのため、ママやパパを困らせるような言動が多くなります。

・今までできたことができなくなる

着替えや、トイレ等、今まで出来ていたことを「してほしい」とせがんだりします。またおっぱいを欲しがったり、夜泣きや、おもらしをしたりすることもあります。

・主張が強くなる
 「今食べたい」「絶対これが欲しい」と、強い主張をするようになります。

・頻繁に甘えるようになる
 下の子を抱っこしようとしたら腕にしがみついたり、すぐに膝の上に乗ったりと、頻繁に抱っこをせがんだり、甘えるようになります。

・暴力をふるう
 赤ちゃん返りの症状が悪化してくると、下の子に暴力をふるったりすることもあります。赤ちゃん返りがひどくならないよう、気づいたら早く対処しましょう。

赤ちゃん返りの5つの対処法

赤ちゃん返りが始まると、イライラしたり、声を荒げてしまうこともあるかもしれませんが、それはさらに不安にさせ、症状を悪化させてしまうこともありますので注意しましょう。赤ちゃん返りは「私を見て!」のサイン。愛情を感じられるようになると、赤ちゃん返りは早くおさまりますので、子供のサインをしっかり受け止め、愛情を示してあげましょう。

1、2人だけの時間をつくって、十分かまってあげる
 特に今まで出来たことが出来ないような言動をとる時は、「自分で出来るでしょ」と口に出さず、まずは十分にかまってあげて「自分もやってほしい」という気持ちを満たして安心させましょう。

2、スキンシップを欠かさない
 物事がよく分かっている上の子は、今までやってくれていたことが減っていることをすぐに感じ取り不安になります。ママがギュッと抱っこしてあげることが、子供は一番安心する行為です。下の子のお世話で大変であっても、上の子のスキンシップを意識して欠かさないようにしましょう。

3、ママやパパの愛情を言葉で伝えてあげる
 赤ちゃん返りをしている上の子をいくら大切に思っていても、言葉で伝えないと理解してくれません。ストレートに「大好きだよ」と、頻繁に伝えてあげるようにしましょう。

4、たくさん褒めてあげる
 「お兄ちゃんだから我慢して」「お姉ちゃんなのに何で出来ないの」と責めてしまいがちですが、これは逆効果です。赤ちゃんの方が良いと思って赤ちゃん返りしているので、「お兄ちゃんだからすごいね」「さすがお姉ちゃんだね」と、今までよりもたくさん褒めて不安を解消してあげましょう。

5、お世話を手伝ってもらう
「おっぱい飲むの待っててくれてありがとう」「タオルとってくれて偉いね」と、下の子のお世話を手伝ってもらいながら、褒めてあげましょう。下の子への嫉妬が、兄弟姉妹がいることの、楽しさや重要さに変化していきます。

参考

上の子が赤ちゃん返り!この症状はいつまで?対処法を解説! mamari

赤ちゃん返り eいくじ

赤ちゃん返りをする上の子への対処法  AMOMA

2016/05/26 更新

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